お伊勢参り日記

U子

2017年03月27日 17:01

お伊勢参りに行って参りました。

かなり昔、前回のお伊勢参りはある日思い立って翌日早朝からのひとり旅。
お参りのみ目的でお土産やグルメは一切なしで日帰りなのでせっせと歩く孤独な旅でした。

今回は昨年のヨガ合宿で仲間と来年は伊勢に行こう!となり、軽い気持ちで手を挙げたのです。
直前、深刻な金欠(笑)で迷いましたがタロットの女帝が微笑み、ジャストなタイミングで行ってきました。

春分から新しい次元の力が強まり、自分の内側もミシミシと変容していくのがわかりました。
ビジョンはある程度得ていましたが、伊勢参りでさらにご神託をいただけるならこんなチャンスはありません。

ヨーガを何年もかけて共に学んだ仲間たちとの旅は楽しい。
徳のある皆さんなので、日程など全てのタイミングも宿も食事も対応するお店の人も全部、ハズレがないので余計な心の消耗がなくスムーズに参拝や食事が続きます。不思議と土日の旅でしたが、混雑で嫌な思いもしませんでした。

瀧原宮や鳥羽三女神など遠方で巡りたい場所もありましたが、今回は一泊で宿(一軒家を貸切だったのでこたつでみんなでのびのび)の場所も内宮徒歩圏内なので外宮内宮近辺を細やかに回っていろんな神様たちにご挨拶しました。

訪れた神様たち
【外宮】 豊受大御神様
表参道から空気が変わります。思わず声が出るくらい・・・。
辿り着いた御正宮で頭を下げると白絹のカーテン(カーテンみたいな)がふわあああっと一気に上がって歓迎の意図を感じ、なぜか涙が滲みます。
と同時に向こう側から「地球の民を飢えさせるつもりはありませぬ。豊かさはいつもそこにあるのです。」と促され、「衣食住、心配されるな・・・・衣食住を心配せずに身命、使命を全うされよ・・・・」とおっしゃられた気がしました。
みんなの恐れが飢餓を作る。
アナスタシアの世界観は夢ではありません。豊かさはすでに私たちの内側に持っている。
多賀宮、風宮、土宮では土宮の地の神様がずしんと響きました。
調べると歴史ある元々のこの地主の神様だそうです。

【猿田彦神社】 猿田彦大神様 大田命様
猿田彦の境内社 【佐瑠女神社】 天宇受売命様
歩いて行く道すがら、足が早ってたまりません!これが呼ばれている、とでもいうのでしょうか??
顔が既にヽ(^。^)ノ「ニカニカ&ピッカリ」しています。
境内に入ってさらにハッピー感が極まって何が何だかわかりませんが、仲間も同様「楽しい感覚」にビックリしてました。
お伊勢さんにはおみくじがありませんが、こちらにはありましたので引いてみましたが浮気心を戒めるジャストな答えにまたビビりました。
佐瑠女神社のエネルギーが楽しいので超気に入ってお札を購入、天宇受売命は今後の自由に踊る、クリエイトする人生を助けてくれます。
猿田彦神社ではお浄めの砂を買いました。
こちらは「地球は遊び場だ」って思い出させてくれる場所でした。
干支の方位盤みたいな石があって、宿の人が運気を上げる触れ方の順番を教えてくれたので、言われた通りに仕事もお金も家庭も!と欲張って触ってきました。

【内宮】 天照大神様
暗い早朝にほとんど誰もいない中の参拝で生憎しとしと小雨が続いています。
足元もよく見えない中、五十鈴川で手を清め、参拝へと向かいます。
ヨーガ行者は懐かしのガンガーを思い出し、どうしても川で(笑)手を清めたいのですな・・・。

御正宮ではしばらく留まり感じてました。
「本当に来れて良かったです」と言うと「心根の素直な仲間のみなさんで幸せなことです。」って今回私が仲間と来れたことを喜んで下さったようでした。
人生のほとんどが自分がテーマでした。
本当の自分に出会う旅は、失意から始まり自分自身をみつめ気づきを得て意識を覚醒させていく、というプロセスに特化していました。
占星術的に言うと黄道12宮の前半が自分自身の開花です、後半になると社会との関わりとその中でどうやって自分を最高に機能させるか、に変わりますが、まさに私も変わり時なのでしょう。
いろんな人たちと出会い、そのご縁の中で共に開花する、開花させる。
この時、天照大神様が「光を与え、光をもらう」とおっしゃいました。
人には光があります、くすんでいても必ずある。その美しさを見る時にこの世に生きてよかったと思います。
神様もみんなの光がみたいでしょう。
その輝きをみつけるお手伝いをしたい。
理想を小さなところから実現して息が詰まった世界を少しでも変えていきたい、とまで心は遥か彼方に飛んでいきます。

その後、荒祭宮に移動しますと、こちらはちょっと厳しい。
「覚悟が要りますぞ」と言います。綺麗ごとはいいけど実際覚悟が必要になるってこと。
確かにそうだね~(@_@;)
前半は命を張ったけど、後半もですか~?みたいな気持ちになっちゃって、だんだん、ラクじゃねえぞ、これからも・・・って気落ちしてきちゃった~(~_~;)根性がありそうでないワタシです・・・・・。

お札やお守りを買って境内の子安神社に寄る。
三嶋大社に祀られている大山祇命様と浅間大社の木花咲耶姫神様なので、「いつもど~も~お世話になってまーす」みたいな感じでほっとひといき、緊張感が緩みました。

【倭姫宮】倭姫命様
天照大神様の住居と求めて旅をしてこの地に招いたのがこの神様だそう。
一番新しいお宮なのだけど、ひっそり美しい佇まい。
「役割を全うしただけで別にこんなに大げさに祀ってもらわなくても良かったのですけどね、おほほほ」という脇役ならではのスッキリ感がありました。
人にも神様にもいろんなお役割がそれぞれあるんですね~!

【月夜見宮】月夜見尊様
以前にも吸い込まれるように伺った社です。
落ち着いた雰囲気で、思わず見とれてしまうご神木が美しい。
ご神木でもスリスリしたくなる木と、あまり触れてはならないように感じる木がありますが、この木は遠くから眺めて感じるのが心地良かったです。
【月読宮】 月夜見尊様
ここはなぜか、各神様を丁寧にお参りする気持ちになれず、4つの社が並んでいたのですが、四神様いっぺんでもいいんじゃないかと・・・なぜかサボりたくなるムード(笑)
でも一応、ひとつひとつ手を合わせました~(~_~;)

ここからは寄ったお店です~
【月の雫】
月夜見宮の前にあったお店。石や精麻や魔女グッズを売っています。
よくわからないけど「何か」を思い出させてくれる感じがお店にありました。
思い出せそうで思い出せていないこと・・・・・。まだ思い出しきってないですが!
そこでは貴重な神宮杉をひとつとゴールデンターキーの羽根を一枚買いました。
店主さんが石はひとつひとつ丁寧に話しかけ浄化して渡してくれます。

【おはらい町とおかげ横丁】
お伊勢マニアのみなさんは熟知しているでしょうが、私はお初で何が名物なのかもろくに知りませんでしたので新鮮でした。
今回の訪れたお店
★すし久 伊勢路膳 
夜に通りがかりで期待せず入ったお店でしたが、麦とろ、手こね寿司、さざえのつぼ焼き、茶碗蒸し、マグロの山掛けなどの御膳に超満足、手こね寿司はあまり期待がなかったので美味しさにびっくり。後で調べたら人気ある名店でした(笑)
★赤福本店 早朝で開店しているのはここくらいか~であったかい焙じ茶で朝・赤福しました。
★やきもの泰二郎 伊勢うどん 
これもまた早朝で開店しているところがなかったのですが、小腹を減らした我々を気持ちよく入れてくださいました。伊勢うどんはシンプルであったかいものが食べたかったからか(笑)美味しかったです。
★宝彩 カキフライ&うなぎ
路地に入ったところなので穴場かも。10時からやっていたのも早朝活動で腹ペコな私たちには幸いでした。
私は揚げ物がっつりはツライとうなぎにしましたが、三島のうなぎに慣れているのかそんなにはおいしいとは思いませんでした。
蒸してないからか並みだからかわかりませんが、ただありがたくいただきました。
カキフライ&蒸しカキセットを頼んだメンバーはあまりのボリュームにご飯リタイヤしていました。
私は食べられない仲間の分を分けてもらって幸運にも蒸しカキもカキフライも味わえましたが、あの量(二個を一個として揚げてあるのがこんもり山盛り)だと一生揚げ物は要らないとまで思えそうです(笑)
カキは生だ、と思っていましたが、蒸しカキはまた食べたいです。

どのお店も感じが良く、イライラしている人もいなくて、しかもお値段が安くびっくりでした。
古くからの日本家屋の街並みは心癒され、そこで働いている人も心が定まっているのかもしれません。

そんなこんなでめいっぱいな伊勢路でした。楽しかった~みんなみんなありがとうございます。

次回は遥宮を巡りたいですわ~❤
何か情報がありましたら教えてくださいませ。

内宮の御正宮と荒祭宮です。