私の旅
離婚した頃。
私にとっては東京に行くことですらかなりの贅沢だった。
思い切ってお金をはたいて行く場所だったのです。
だんだん元気になって比較的近い東南アジアに出かけることができるようになった。
その頃の私は免税店で化粧品を買ったり、ブランドものを買ったりが楽しかった。
スピリチュアルな学びに目覚めてからは、修行の旅に出かけるようになった。
だんだん、免税店からは足が遠のいた。
旅するたびに発見があり、目覚めがあった。
毎月のようにでかけたこともあった。
ある時、私は沖縄に行くため、新幹線の駅のホームで電車を待っていた。
新幹線のホームで立ちすくむ。
新幹線に乗ることだって贅沢だったのだ。
そして、「ここから、どこにでも世界中にだって、行くことができる」
「もう私は、生きたい(行きたい)場所に、自分の足で行くことができるのだ」と思うと
なぜか涙がこぼれた。
「どこにも行けない」
「どこにも、行くこともできない」と思い込んでいた昔の自分を思い出した。
あの惨めで悲しかった自分から、思い通りに行動できる自分になれたことが誇らしかった。
しかし、今も実は昔と経済状態は大差ない(笑)
今回もとうとう五百円玉貯金を崩した!
でも、行けるのだ、行くのだ!生きるのだ!思った通りに!
自分の足で!そこに立つのだ~ヽ(^。^)ノ