キールタンでの出来事

U子

2019年08月18日 22:11

東京の旗の台、実家の目の前に素敵なyogaスタジオ「BLUE」があります。
ふと見つけたfacebookの「キールタン ワークショップ」の告知。
私がいるタイミングじゃないかい!と思ったものの、その日夕方までに帰る予定で申込みまではいかなかったんです。
すると姉が既に申し込んでいたらしく、人数余裕があるみたい!新幹線で帰れば?って急に参加することができました。

マントラは大好きでいつも唱えていますが、みんなで歌うキールタンはまた味わいが別。
沖縄からいらっしゃったkairava先生の緩いリードで心地好いエネルギーが広がります。

私と私の声は格闘の歴史がありました。
子供の頃から低い声がコンプレックスで、合唱も高音が出ずに辛い。
歌のテストではクラスで笑う人もいた。
けれど、私はずっと歌いたかったし、言いたいことが言えない喉を解放したかった。
子どもの頃から色んな音楽を聞いては歌っていて、最後はパンクバンドではボーカルでした。
カラオケでもシャウトしてた。
あんなに歌っていたのですが・・・・・

・・・・・・いつのまにか、気がついたら
私は歌えなくなり踊れなくもなっていった。
いつのまにか、生気を失って、表向きを生きるようになっていた。

最近、私はダンス部活動でようやく自分の踊りを踊る決心ができたのだけど
どうしても歌うことはできないでいた。
どうしたら自分の声を取り戻せるのかわからない。
私は声を閉じたのだ。

kairava先生がウクレレを弾きながら
「ひとりひとりに歌ってもらおうかな」っておっしゃって
アレレ、やばいぞ!と思いました。
勇気を持って、ごまかさないで歌ってみたら
私は私の声をようやく思い出した。
もっともっと声は自由自在だったのだ。
その瞬間、涙が出た。
声は愛しいものだった。

歌っていたのは、クリシュナを讃える歌。
ヒマラヤで、私は横笛を吹くクリシュナのような青年と出会った。
彼は自分の身を守るだけでいっぱいいっぱいの私に無心と無私を教えてくれた。
彼のエナジーは私の身となったのか、帰国後クリシュナを感じると言われたこともあったのだけど
長らく私はクリシュナを忘れていたようだった。

歌いながら思い出した❣️神聖な愛。一途な愛。
一途な愛は救いをもたらす。
私はやはりバクティヨーガ(信仰のヨーガ)が性に合っているんだな。

参加して良かったな。私もギターで歌ってみようか。

ありがとうございます。