2018年02月02日

チェンマイ・リトリート№2 母なるもの

チェンマイの旅のテーマは「母なるもの」でした。

出発は、暗示のように、羽田から車で30分くらいの実家に寄って母の手料理を食べてからのフライト。
大陸に飛行機が着陸し大地に足をつけると、母なる大地が「お帰りなさい」と迎えてくれた。
大きな懐深い感覚に涙が出る。
タクシーで初めて出会う町を走ると私をお馴染さんかのように歓迎しているように感じました。

今回の旅では、日本の人にもタイの人にも、本当にみなさんに親切にしてもらいました。
機織り村の女性たちは笑顔柔らかく、人間の底からあふれるやさしさを持っていました。
タクシーのドライバーがまるでお母さんが忘れたお弁当を届けるかのように、私が車内に置き忘れたお菓子や果物の入った袋をわざわざ戻って届けてくれました。
宿のフロントの人はリトリートの場所へ安い金額でわかりやすく行けるように細かく気配りしてくれました。
チェンマイではチェンマイ事情に精通している真由美さんが現れて、私にお土産ゲット方法やレアな寺院やカフェを案内してくれ、屋台の食べ方を伝授してくれたり、微に入り細に入り面倒をみてくれました。彼女が先に帰国する時には置いていかれる子供のような寂しい気持ちになりました(笑)
今回の5リズム&うさと工房を訪ねる旅をオーガナイズしてくださった早恵さん、チェンマイ在住の有香さん、本当に良くして下さったデザイナーのうさとさんとそのスタッフさんたち、私たちのためにいろいろと工面してくださって、慈しみの広い心なくてはできないことだと感じます。
リトリートでは最高に素敵なみなさんと、最上の時間を過ごしました。
初めて会った方もいるのに美しい絆が生れているのが不思議です。

masayoさんの今回の5リズムは土、火、水、風、空、のエレメントがテーマでした。
ある時、masayoさんが「大好きな人、大嫌いな人、誰でもいいからその人と一緒に踊っている、とイメージして動いてみて」と言うのでその時私には自分の母が思い浮かび、母と一緒にダンスを踊りました。
足腰が悪く今では杖や補助車で歩いているので、母が元気になって足取り軽やかに一緒に舞っているところをイメージしながら。
「母」はずっと、私にとってうっとおしい存在でした。
母は手を差し伸べているつもりでもそれがあまりにも的外れで私には迷惑、到底わかりあえないと思っていました。
母はいつも自分を守ることに汲々としていて、本当の愛なんてあるのかしら?と思ったこともあります。
でも、このダンスの時は「愛してもらってる」そしてその愛を遠慮なく受け取る自分でいられました。
そしてその愛を母に存分に返したいと思いました。

母を受け入れることで、「私は世界に愛されている」と思える。
そして私は「この世界を心から愛する」ことができる。
自分の存在をようやく受け入れ癒すことができました。

以前にある先生にリーディングしていただいた時に「あなたは人類の母になりなさい」とあまりにも荘厳なことを言われ、「そんな風になれたら本望だけどまさか!」と思いましたが、母が嫌いで、自分も母になりきれずに苦しんできた私に必要なテーマなのでしょう。

チェンマイでは私もこうなりたい!と思うような人たちとたくさん出会わせてもらって、ほんと、ほんと、これからの人生へのギフトをもらったなあと感じてます。
経験に勝る宝はありませんヽ(^。^)ノ

これからも素敵!と思う人たちとどんどん出会っていきますね!

チェンマイ・リトリート№2 母なるもの







Posted by U子 at 12:15│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
チェンマイ・リトリート№2 母なるもの
    コメント(0)