2018年06月27日

ほんとうにやりたいこと⑬会社からの離脱方法

10年近い会社員生活の中でたとえ派遣社員という立場であっても「環境に食われる」側から「環境を食える」側にシフトできることがわかってきました。

待遇や環境、自分が「こうなったらいい」という方向性に自ら動けば実現可能なことが多いのです。
自ら現実を動かすことを知らない人が多すぎるだけなのです。
時には顰蹙(ひんしゅく)も買いながら、上層部にも恐れず提案していくようになりました。
肩書きの大きな立場にいけばいくほど話は早く決断も早いこともわかりました。
最後には恐れ多かった社長室のドアをトントン叩いてお話に伺うようにもなりました。

けれども一方で雇われ人であることに限界も感じずにはいられませんでした。
協力し合え心を解り合える同僚も増えていき、社内に生き生きと働く大きな波を作りたいという思いでしたが、冒険や変化を好む人たちばかりではありません。
親会社から天下りが多く独自の空気感も作りにくいこともネックです。

「どうにかなることと、どうにもならないことがある」

私は息苦しさも感じ始めました。
このままここで一生は過ごせない。
オーラソーマというカラーケアの勉強はしているものの、奥が深すぎてプロになれるともなろうとも思えない状態。
じゃあ、どうしたらいいのだろう?転職?
思いつめた私は神秘思想家の松村潔先生を訪ねることにしました。

松村先生=通称マツキヨがおっしゃるには、5年後の2008年に私は独立する!とまず言い切りました。
そのための勉強をして必要なものを得ることが大事で現在どこの職場にいるかは問題ではないとのこと。
コンビニでバイトしようが、現在の会社を続けようがどっちでも良いのだ。と。
目からうろこの鑑定で、私は次のステップの準備に専念しながらお勤めさせていただくことにしました。
何で独立するのかはまだまだ未知数、普通に考えたら順序が逆で無茶苦茶!(笑)ですが、こうなったらマツキヨの祝言を信じて走りながら学ぶしかありません。
5年という期限付き、となると「それまではがんばろう!」と不思議と思えて勇気が湧いてきます。
むしろ、利用させてもらう感覚で会社という存在がありがたく感じます。
勉強でインドやフランスにしばらく出かける年にはさすがに退職を申し出ましたが、戻ってくることを条件に一か月お休みさせていだたくこともできました。
自分軸が立つと自分の思い通りに現実が動き始めるのです。

今、「食べていくこと、雇われ人」と「好きなことの自営」との間で苦戦している方が多いように感じるのですが、
私の場合は「雇われ人としてできる限りやることを思い切りやりきったら次にいくしかなくなった」というのが正直なところです。
私はどんな仕事でどんな場所あっても自分が心地良い世界に変えられる確信が出来たのです。
「次が整ってから行く」というのもあるでしょうが、私は「今が終わった」から次へ行くしかない、でした。
最初で最後だから失業保険ももらって遊ぼう、みたいな気楽な決断でした。

堂々と有給を使い切って退社する最初の派遣社員になった私は、仕事場の最後はステージでした。
忘年パーティーでの出し物を企画したのです。
心で繋がった仲間と歌って踊ってファイナルステージ。
完成度の高いものを目指して衣裳も凝って昼休み返上でみんなで練習しました。
自分らしい幕の閉じ方ができて「よくやった!」と心から思えました。

「こんな場所」と思って唾を吐くような気持ちで入った勤め先が愛せる場所に変わっっていった。

すべて自分次第!

私の中でも大切な収穫だったのです。

最後のステージ。
私はどこでしょう?
ほんとうにやりたいこと⑬会社からの離脱方法







Posted by U子 at 16:53│Comments(0)
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