2014年09月15日

極悪顔

中途半端な善人(と自分では思ってる)が一番タチが悪い。

親鸞が言うでしょう。
「善人尚もて往生をとぐいわんや悪人をや」

善悪の振り子の振り幅のエネルギーのパワーはどっちに振れるかだけだからすっごい悪い人がすっごい素晴しい良い人になるってことはある(逆もある)チベットの聖者ミラレパみたいに。
いわゆる「いい人」というのは処世術的にいい人仮面を被ってる、ただの勇気のない人ということが多いと思う。
「いい人だけど魅力がない」ってことはよくありますよね。

私は若い頃、中途半端に悪人になろうと思っていた時期がありまして。
その時はこんな最低な世の中なんだから悪魔に魂を売って「うひゃひゃひゃ!」って生きていこう、世の中ナメまくっていこうと思っていましたが、せっかく転落しかけてるのに肝心な時に転落できないんですよ。
ほんと中途半端でした。そんなでどうしようもなく「もう死のう!」と思ってうとうとしてた時に夢に黄金の観音様が出て来て有無を言わせず神々しかったです、悪人も死ぬことも諦めました。

今回の行貝チヱさんの撮影で極悪顔にチャレンジしたんですが、やっぱどこか迫力ないね(笑)
狡猾さや豪快さが出ないわあ、年齢と共にさらに丸くなった感もアリ。
善人としても悪人としても中途半端でちょっと悔しい。

極悪顔









Posted by U子 at 20:44│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
極悪顔
    コメント(0)