2018年04月29日
ほんとうにやりたいこと⑤
人生ほんとうにやりたいことまでたどりつくことができるのか?
(そんなテーマで学生時代から社会人になって家庭生活や仕事をしながら学んできた経緯を書いています。
うつやひきこもりから結婚生活へ、そして社会生活へ飛び込んで、だんだん楽しくなってきたけれど家庭は逆にぎくしゃく、というのが前回までのお話です。)
「心が折れる」という言葉があります。
その瞬間がやってきました。
毎日の喧嘩や不和、そして暴力的な言葉や実際の暴力。
どんどん家の空気は最悪になり、子どもたちからも笑顔が消えていました。
お姑さんは必死で私たちの状態を良い方向に持っていこうと私をかばってくれていました。
ある日、私は暴力を受け、もうこの人が私を殺すか、私がこの人を殺す、そんな結末しかないと感じました。
感覚が麻痺して心が死んでいく。
普通に暮らしていたはずなのに、普通の人生を望んでいたはずなのに、どうしてこんなことになってしまったのか理解もできません。
暴力なんて自分に人生とは無縁だと思っていたはずなのに、自分も相手を殺しかねないような追い詰められた状況。
ああ、世間の事件というのは特殊な人たちのケースだけではない、このように起こるのか、と理解できた気がしました。
かといって、すぐ口論になり離婚する話も前向きには進展しません。
とうとう、岩手に住んでいる私の両親を呼んで本格的に話をすることにしました。
そこで予想外の展開がありました。
私はてっきり子どもたちの将来を中心にどうしたら良いかをまともに話し合う場ができると希望を見出していたのですが、お姑さんが開口一番、私のことを「家庭のことを全然顧みない勝手な嫁」と悪口を並べ始め、「孫たちは全員、お母さんにはついて行きたくないと言っているから離婚するなら身一つで出ていってほしい」とすごい勢いでまくしたてました。
これまで私をかばってきてくれた姿勢とは全く違っていて目がひっくり返るように驚きました。
自分の息子を不利にしたくない、その一点に賭けていたのでしょうね。
子どもたちが私にはついていきたくない、と意思表示しているなんて全く知りませんでしたから、ショックで口もきけなくなりました。
ずっと必死でいろんな方法を考えていたけれど、「要らないのはおまえだ!」とみんなの前で宣言されてしまったのです。
あまりの仕打ちに田舎の両親もびっくりしたと思います。
「ここには娘はいない方がいい」と冷静に判断し、来年早々家を出る、という結論になり、話は終了しました。
自分だけが家を出る、とは私が考えたことにない結末でした。
今から思えば、私も別れただんなも自己中心で相手の気持ちが考えられずに相当未熟でした。
お姑さんも息子が可愛いばかりで冷静になれない人でした。
どうしてかこうしてか、私は自分が思ってもいない形でぽーんと放り出されてしまったのです。
自立させられる形となりました。
(そんなテーマで学生時代から社会人になって家庭生活や仕事をしながら学んできた経緯を書いています。
うつやひきこもりから結婚生活へ、そして社会生活へ飛び込んで、だんだん楽しくなってきたけれど家庭は逆にぎくしゃく、というのが前回までのお話です。)
「心が折れる」という言葉があります。
その瞬間がやってきました。
毎日の喧嘩や不和、そして暴力的な言葉や実際の暴力。
どんどん家の空気は最悪になり、子どもたちからも笑顔が消えていました。
お姑さんは必死で私たちの状態を良い方向に持っていこうと私をかばってくれていました。
ある日、私は暴力を受け、もうこの人が私を殺すか、私がこの人を殺す、そんな結末しかないと感じました。
感覚が麻痺して心が死んでいく。
普通に暮らしていたはずなのに、普通の人生を望んでいたはずなのに、どうしてこんなことになってしまったのか理解もできません。
暴力なんて自分に人生とは無縁だと思っていたはずなのに、自分も相手を殺しかねないような追い詰められた状況。
ああ、世間の事件というのは特殊な人たちのケースだけではない、このように起こるのか、と理解できた気がしました。
かといって、すぐ口論になり離婚する話も前向きには進展しません。
とうとう、岩手に住んでいる私の両親を呼んで本格的に話をすることにしました。
そこで予想外の展開がありました。
私はてっきり子どもたちの将来を中心にどうしたら良いかをまともに話し合う場ができると希望を見出していたのですが、お姑さんが開口一番、私のことを「家庭のことを全然顧みない勝手な嫁」と悪口を並べ始め、「孫たちは全員、お母さんにはついて行きたくないと言っているから離婚するなら身一つで出ていってほしい」とすごい勢いでまくしたてました。
これまで私をかばってきてくれた姿勢とは全く違っていて目がひっくり返るように驚きました。
自分の息子を不利にしたくない、その一点に賭けていたのでしょうね。
子どもたちが私にはついていきたくない、と意思表示しているなんて全く知りませんでしたから、ショックで口もきけなくなりました。
ずっと必死でいろんな方法を考えていたけれど、「要らないのはおまえだ!」とみんなの前で宣言されてしまったのです。
あまりの仕打ちに田舎の両親もびっくりしたと思います。
「ここには娘はいない方がいい」と冷静に判断し、来年早々家を出る、という結論になり、話は終了しました。
自分だけが家を出る、とは私が考えたことにない結末でした。
今から思えば、私も別れただんなも自己中心で相手の気持ちが考えられずに相当未熟でした。
お姑さんも息子が可愛いばかりで冷静になれない人でした。
どうしてかこうしてか、私は自分が思ってもいない形でぽーんと放り出されてしまったのです。
自立させられる形となりました。
Posted by
U子
at
19:07
│Comments(
0
)